いいわけはもうやめた。

要は本気出せるかどうか。

【実体験】パニック発作が出てしまう場所や場面の特徴とその克服法

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パニック障害は日常生活に大きな影響を与えます。これまで様々な場所や場面で発作に苦しめられてきました。

 

でも安心してください。工夫すれば問題なく日常生活を送ることはできます

実際、私は今普通に生活できています。常勤の正社員として毎日働き、4歳のかわいい娘もいます。

 

パニック障害になってからどんな状況下で、どんな場所に行くと発作が出てしまうのかをまとめてみました。

そして私なりに回避、解決した方法も加えています。

 

ひょっとしてパニック障害かも?」と思っている方や、身近にパニック障害の方がいる、そんな方のお役に立てれば幸いです。

 

【原因】どんな場所や場面によってパニック発作がでてしまうのか?

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投薬治療初期は、何をしていても、何もしなくても

なんだかわからないけどモヤモヤして不安感に支配されている」ような感覚の日や時間帯がありました。

 

その時期は、どこかに出かけること自体が辛かったです。

コンビニに行く時ですら、常に出口を意識しているという感覚でした。これは気分が悪くなったらすぐに出られるように、と常に頭の中で考えているからです。

 

パニック障害の発作が出てしまう最大の要因の1つ、予期不安です。


予期不安とは「発作がでたらどうしよう、発作がでたらまずいな」という考えが頭から離れなくなり、それを引き金に発作が出てしまうことです。

 

「それって意識しなけりゃ済むんじゃ?気持ちの問題でしょ?」と思われがちですが、実際はそんなに単純ではありません。自分ではコントロールできないのです。

 

この予期不安が、場所や場面によって発作を引き起こす大きな原因になっています。

 

パニック障害と気付いた直後はコンビニやスーパーの順番待ちすら発作のきっかけに

 

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今となっては毎日通ってもなんともありませんが、初期の頃はコンビニやスーパーに入ることすら辛かったです。常に出入り口を意識している状態で買い物をしていました。

 

特に発作が出やすかったのは、レジの順番待ちです。


買い物客が多いスーパーでは、レジの順番待ちは必然ですよね。順番待ち、というのはそこから動けないという状況を連想させてしまうからだと思います。

買い物の順番待ちでパニック発作を回避するためにとった2つの行動と心持ち

そこで私が試したことは主に2つです。

①順番待ちしない。並ばない。


よっぽど急いでいない限り、順番待ちをせず並ばなくても良いタイミングでしかレジに向かわないようにしてみます。

 

適当にスマホでもいじってレジが空いてくるのを待ってから会計に向かってみるといいでしょう。

②並んで気分が悪くなったら列から出て並びなおせばいいという心持ち

発作がでる引き金は「並んでいる時に発作が出たら逃げられない」という思い込みからです。


順番待ちの列なんて、いつ抜けても大丈夫ですし、むしろ他のお客さんは早く順番が回ってくるので喜ばれるぐらいでしょう。


気分悪くなったら順番待ちの列を抜けて空いたときにでも会計しよう、というイメージがあると少し変わってくることと思います。

自分で自分にプレッシャーをかけないことが大切です。

 

パニック障害の最大の敵。密室や拘束【試験(セミナー)会場/会議/美容室/歯医者】

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これは私もいまだに克服できていない場所や場面もいくつかありますが、共通するキーワードは『密室や拘束』です。


そこから出られない、動けないというのはパニック障害になってから最も避けたい場所や状況になっています。

例えば

 

  • 試験会場(セミナー会場)
  • 会議室
  • 美容室
  • 歯医者
  • 乗り物

などです。


よく、パニック障害になった人は電車や飛行機に乗れなくなってしまうという話を耳にします。

 

これはこの『密室や拘束』という状況になるからです。他人の運転する車や、高速道路での運転も同じです。

 

自分の意思ですぐに抜け出すことのできない状況に置かれると発作が出た時に逃げ道がなくなってしまいます。それを連想してしまうと余計に発作が出やすくなってしまう。の繰り返しなのです。

 

どうやってパニック発作の予期不安を克服してきたのか

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パニック発作を乗り越えるためにしてきたことは主に3つです。

 

  1. 最悪の状況になったところでなんとかなる、という事実を冷静に認める
  2. 恥ずかしがらず周囲の人間の理解を得る
  3. とにかく飛び込んでみて、なんとかなった!という成功体験を得る

 

①最悪の状況になったところでなんとかなる、という事実を冷静に認める

これは極端に表現すれば、パニック発作で死ぬことはない。ということもそうですし、その場面に出くわしても逃げてしまえばいい。ということです。

 

我慢して辛い、怖い思いをするのならば、そこから逃げてしまえばいいんです。
症状の軽重や個人個人の性格にもよるので、マイペースに向き合っていきましょう。

 

②恥ずかしがらず周囲の人間の理解を得る

これは患ってから数年たってから気付きましたが、病気に対しての理解がある人と一緒にいる場合、発作がでにくいです。

 

その人たちの前で発作が出たとしても、それが理由で体調が悪いことをすぐに告げられます。


私はその状況をつくりだす事で、発作が出る回数はめっきり減りました


今ここで発作が出てしまったらどうしよう…

という考え方から

もし発作が出てもすでに伝えてあるから大丈夫だ


に変わっているからだと思います。

 

体調が悪くなってから自分の病気のことを伝えるのはもっと難しいですからね。


誰にでも自分の病気を打ち明けるというのは難しいことですが、せめて大切に思う友達や家族、可能ならば仕事場の同僚や上司にも伝えてみるといいかもしれません。

 

③とにかく飛び込んでみて、なんとかなった!という成功体験を得る

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最後は特効薬です。これができれば劇的に改善されることも多いです。


その特効薬とは、発作が出るであろう場面を克服することです。


たとえば電車に乗ることで発作が出てしまい、それを避けて生活している場合。


調子がいいときを見計らって電車に一駅だけでも乗ってみる。

勇気がいることですが、もしも一駅乗って克服することができれば『乗れた!大丈夫だ!』という自信がつきます。


自信がつくのと同時に電車に対する苦手意識が薄れるので、予期不安も薄れていくのです。
無理をする必要はないと思いますが、これが一番の近道だと思っています。

 

ただ、克服するなんて絶対無理だと思っている段階で試すのはオススメしません

私も体験・体感しているのでわかりますが、克服できるときは「絶対無理だ」とは思っていません。


今なら克服できるんじゃないか?」というタイミングが必ずきます。
その時期がくるまで自分とゆっくりと向き合ってみてください。

 

さいごに

これまでパニック障害の発作がでる場所や場面、その対策について書いてきました。

私もこれまでに辛い思いをしてきましたし、同じ症状の人の苦しみが痛いほどわかります。

パニック障害になりかけている方やすでに悩んでおられる方、助けてあげたいと感じておられる方の助けになれば幸いです。