いいわけはもうやめた。

要は本気出せるかどうか。

人生の主人公はまだ『あなた自身』ですか?【出産クラウドファンディングの件を受けて】

f:id:marucomex:20171104215657j:plain

 

今話題になっているクラウド出産ファンディングについて感じる事がたくさんあるので書きました。

 

経済的に厳しくても出産ができる社会を証明し、みんなでこの子を育てていきたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

 

クラウドファンディングで出産費用を募ることは「悪」なのか? | でこぼこあーと

 

 

子供と奥さんはあなたのネタになってしまっていないですか?

まずこの件について私が一番言いたいことは、

 

子供を自己承認欲求のためにネタにするなんて…

 

ということ。だってこれ、お金のためじゃないでしょう?

 

炎上して本人の知名度が上がったり、議論をよぶことが本人の計算だとしても、そうでないとしてもそれは無関係。

 

計算ならば大きな反響をよんだり、炎上することを考慮してこの案件を投下したということだし、計算外だとしてもそれは子供をネタにしたという自覚がないということ。

 

達成することで、『共感(応援)してもらえた、社会になにかしてやった。』という自己承認欲求を満たすことが目的にみえるのです。

 

本当の目的は『お金を集めること』なのか『クラウドファンディングというスタイル』なのか?

クラウドファンディングの下書きとブログ、Twitterを拝見して何度も感じることは、そもそも目的がズレていない?ということ。

 

出産費用が必要ということで、『子供と奥さんのため』という前提で企画し、クラウドファンディングの下書きとブログを公開。

その後炎上しTwitterで本人の考えを発信しています。

 

そこで見受けられるのが、「子供と奥さんのためになんとかしたい!」という意志ではなく、

「自分の考え方を理解してほしい。クラウドファンディングで達成させたい、社会になんらかの影響力を持たせたい!」

という色のほうが強くでていること。

 

 

このようなツイートにもみられるように、どうにか理解してもらいたい、自分の意見を発信したいという印象です。

 

それより大事な子供の命のために、準備することや考えることがあるんじゃないんでしょうか?と思ってしまいます。

なにかに挑戦すること自体に異論は無い

とはいえ、ビジネス関係の書籍やブログ、SNSを読み漁る中で、このような考え方になるのも理解できないわけではありません。

 

思うことがあったら実行してみろ。

行動したもの勝ちだ。

好きなことをすぐにやれ。」


ネットでは特にこういう方向性に向かっているように思います。

 

ビジネス論に関してこれは正解だと思っていますし、どんどん挑戦していく人が生き残っていく時代になっているんだろうということも実感しています。

 

他人に批判されてでも挑戦することは大事だ、という考え方に異論はありません。

 

しかしこの件に関しては、子供の命や将来に関わってくることと思っていますので、その挑戦に巻き込むのは違うと思っています。

 

実際に出産費用を払い4歳の娘を育ててきた父親として思うこと

今回の件をTwitterで確認してすぐに、奥さんに聞いてみました。

 

まるこめ「出産費用って実費負担なかったよね?」

 

奥さん「ん?産婦人科に関しては全部一時金で出たからかかってないよ?検診も滞在費も産んだ後のご飯とかも。」

 

まるこめ「だよね…。」

 

出産に関わっていない方やまだ学生の方からすれば未知だと思うので、出産費用といわれてそれがどのくらいかかるものなのか、

どういう手続きによって支払われるものなのかはイメージが湧きにくいと思います。

 

クラウドファンディングの下書きに、一時金の存在や資金の使途については記載がありましたが、十分ではないと感じています。

 

そもそも他人に出資してもらうことが前提ならば、病院を決め費用を確認し、実費負担がいくらあるか1円単位まで計算するべきです。

 

どれだけ滞在するか、自然分娩か帝王切開かなどケースは様々ですがそれも『陣痛から滞在~日。自然分娩。都内病院の場合』などと仮定を明記すれば済む話ですので。

 

さらには、マタニティ用品5万円、とかベビー用品20万円という記載。

 

そもそも50万円という目標金額の根拠がはっきりしていない上に、この資金使途は不信感を一気に増やした要因だと思います。

 

さいごに

父親として、男として、人としての確固たる【覚悟】みたいなもの感じられず、炎上やどんな批判に対しても意見できる理論で武装しているわけでもない。

 

さらには子供や奥さんのことよりも自分の価値観を優先させるような内容

 

これではこの展開になるのも必然だったように思います。

 

このクラウドファンディングについての考え方については、考え直してほしいです。というよりもうクラウドファンディングのこととか考えずにがむしゃらにそのお金を貯めてほしい。


私の友人の奥さんが妊娠して出産した時に言った言葉が心に残っています。

 

「人生の主人公が

【自分自身】から

【子供】に変わった。」

 

本当にいい言葉です。

 

自分の子供は最高に愛おしいです。その感情を言語化するのは無理なほど。

 

この炎上や批判とは関係なく、生まれてくる子供を大事にしてあげてください。

 

子供にとって何が一番か?

を常に考えて行動してあげてください。

 

あなたの価値観とか挑戦したいことなんて二の次でいいんです。